2018年2月1日木曜日

斜頭症と発達遅滞の間で関連性がみられた

Plagiocephaly and Developmental Delay: A Systematic Review.
J Dev Behav Pediatr 2017; 38(1): 67-78

斜頭症と発達遅滞との関連性を評価したシステマティックレビュー

・斜頭症と短頭症を含む変形性斜頭症, および発達遅滞との関連性についての研究のシステマティックレビュー
・様々な方法で関連する研究を特定し, 研究法の質の評価を行い, データを抽出して分析した


結果

1315の記事が発見され, そのうち基準を満たした19の研究を対象に分析を行った
19の研究のうち13の研究では斜頭症と発達遅滞との間で関連性を報告していた
 ・研究法の質が”strong”5つの研究のうち4つがそこに含まれていた
・年齢においては, 24か月以下は24か月以降と比較して発達遅滞の頻度はより高かった(9/12 vs 3/7)
運動発達遅滞は質の高い研究で最も高頻度(5/5)に報告された領域であった


まとめ

・変形性斜頭症は発達遅滞(特に運動発達)のリスク上昇と関連していた

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