Diagnosing fever
by touch: observational study
BMJ 1998; 317:
321-30
・対象は1-16歳(中央値2歳)の小児
・体温37.8℃以上を発熱と定義
・母親と医学生(2人)が子供の腹部, 前額部, 頸部を触って, 独立して記録. 同時に水銀体温計で腋窩温を測定
結果
・1090人の小児が対象となり, そのうち236人(27%)が発熱していた
・母親は862人の児の評価を行い, 574人(67%)の児が触診で暖かいか熱いと評価された
・感度は94%, 特異度は44%であった: 陽性的中率39%, 陰性的中率95%
・2人の医学生は1086人の児の評価を行い, 525人(48%)の児が触診で暖かいか熱いと評価された
・感度94%, 特異度67%であった: 陽性的中率49%, 陰性的中率97%
・2人の医学生は独立して働いていたが, それぞれの結果はほぼ同じであった
まとめ
・触診において
・「発熱がなさそう」 → 実際に発熱がない可能性が高い
・「発熱がありそうだった」 → 実際には発熱はないことも多そう
ということが示されました
・「発熱がなさそう」 → 実際に発熱がない可能性が高い
・「発熱がありそうだった」 → 実際には発熱はないことも多そう
ということが示されました
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