J Pediatr 2013; 163(3): 811-5
川崎病とアトピー素因との間の関連性を調べた研究
・5歳未満の川崎病患者200人と, 性別・年齢をマッチさせたコントロール800人とを比較
・アトピー素因: アレルギー性鼻炎, アトピー性皮膚炎, 喘息
結果
・いずれかの併存するアトピー性疾患のリスク上昇が川崎病患者でみられた(OR 1.61)
・アトピー素因のリスクは1-5歳の男児の患者で上昇していた(OR 3.02)
・60%以上の患者が川崎病の診断後にアトピー性疾患を発症していた
まとめ
川崎病患者, 特に1-5歳の男児の患者ではアトピー性疾患のリスク上昇がみられた
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