Duration of
Breastfeeding and Risk of SIDS: An Individual Participant Data Meta-analysis
Pediatrics 2017
Oct 30
母乳栄養期間と乳幼児突然死症候群(SIDS)との関連性を評価したメタアナリシス
・8つの症例対象研究からの個人レベルデータを情報源とした
結果
・SIDS 2267症例と, コントロールとして6837人の乳児が研究に含まれた
・期間が2か月未満の母乳栄養は予防的ではなかった(調整ハザード比(aOR) 0.91, 95%信頼区間(CI) 0.68-1.22)
・いずれかでの2か月間を超える母乳栄養は予防的であった
・期間がより長くなるとより強い予防効果がみられた:
・2-4か月間 (aOR 0.60)
・4-6か月間 (aOR 0.40)
・>6か月間 (aOR 0.36)
・完全母乳栄養であっても期間が2か月未満では予防的ではなかった(aOR 0.82, 95%CI 0.59-1.14)
・より長い期間では予防的であった:
・2-4か月間 (aOR 0.61)
・4-6か月間 (aOR 0.46)
まとめ
最低2か月間の母乳栄養でSIDSのリスクは半減する
この予防効果を与えるための母乳栄養は完全母乳栄養である必要はない.
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