Influenza B Virus-associated Pneumonia in Pediatric Patients: Clinical Features, Laboratory Data, and Chest X-ray Findings
Pediatr Neonatol. 2014; 55(1): 58-64
インフルエンザB感染症による肺炎を評価した研究
・インフルエンザBウイルス感染症に罹患した18歳未満の患者が登録された
・うち臨床症状・胸部X線(CXR)所見により肺炎と診断された患者を抽出して検討
・臨床検査データが得られ、CXR所見正常の非肺炎群90人と比較対象とした
結果
・肺炎群患者では年齢が有意に低い(平均年齢5.3歳 vs. 6.6歳)
・肺炎群患者では血液検査所見において以下のような特徴がみられた:
・白血球数が有意に高い(平均7.5 vs. 5.7 ×109cells/L)
・CRP値が有意に高い(平均2.11 vs. 0.57mg/dL)
・ヘモグロビン値が有意に低い(平均12.6 vs. 13.2g/dL)
・肺炎群患者におけるCXR所見は以下のように多様であった:
・ヘモグロビン値が有意に低い(平均12.6 vs. 13.2g/dL)
・肺炎群患者におけるCXR所見は以下のように多様であった:
・alveolar consolidation: 29.4%
・interstitial infiltration: 32.4%
・ground glass opacity: 38.2%
・胸水を合併した患者4人のうち2人では細菌培養陽性であり両者とも死亡した
・interstitial infiltration: 32.4%
・ground glass opacity: 38.2%
・胸水を合併した患者4人のうち2人では細菌培養陽性であり両者とも死亡した
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