2017年8月2日水曜日

ESBL産生菌による小児尿路感染症の危険因子・エンピリック治療

Childhood urinary tract infection caused by extended-spectrum β-lactamase-producing bacteria: Risk factors and empiric therapy

Pediatr Int 2017; 59: 176-80

トルコでのESBL産生菌による小児尿路感染症の危険因子とエンピリック治療を調べた研究

結果
ESBL陽性例の尿路感染症患者154, 陰性例の尿路感染症患者308人が対象となった
・以下のものが独立した危険因子であった:
 ・清潔間欠導尿
 ・過去3か月での入院
 ・過去3か月での感染症
・患者462人中324人で適切な抗菌薬治療が行われていた
ESBL陽性群の90.3%, ESBL陰性群の4.5%でエンピリック治療が不適切であった

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