Pediatrics 2017; 139(4): 20162098
肺炎球菌ワクチン導入前後における生後3-36か月の小児の菌血症について評価した米国での研究
・7価ワクチン導入前, 7価ワクチン導入後, 13価ワクチンへの変更後で評価
結果
・57753の血液培養が採取された・肺炎球菌による菌血症は95.3%減少した
・それぞれの期間で発生率は1年あたり, 小児10万人あたり74.5 → 10 → 3.5
・肺炎球菌による菌血症が減少したため, Escherichia coli, Salmonella spp, Staphylococcus aureusが原因の77%を占めていた
・13価ワクチン導入後の菌血症の76%に感染源を認めた
結論
米国では肺炎球菌ワクチンの導入後, 肺炎球菌による菌血症が減少し, E. coli, Salmonella spp, S. aureusが相対的に重要性を増した
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