Risk Factors
Associated with Renal Involvement in Childhood Henoch-Schönlein Purpura: A
Meta-Analysis
PLoS ONE 2016; 11(11):
e0167346
Henoch-Schönlein紫斑病(HSP)の腎障害に関連する危険因子を調べたメタアナリシス
・PubMed, Embase, Web of Scienceで検索
・すべての適応となる研究はNewcastle-Ottawa scale criteriaを用いて評価
・危険因子はオッズ比(OR)と加重平均の差(WMD)の報告を用いて分析
結果
・13の研究(2398人の小児)により20の可能性がある危険因子, および13の有意な危険因子が明らかにされた
・メタアナリシス後, 以下の危険因子が特定された:
・より年齢が高い(WMD 0.90)
・年齢>10歳(OR 3.13)
・男性(OR
1.36)
・腹痛(OR
1.94)
・消化管出血(OR 1.86)
・重篤な腸管アンギーナ(OR 3.38)
・持続的な紫斑(OR 4.02)
・再燃(OR
4.70)
・WBC>15×109/L
(OR 2.42)
・血小板数>500×109/L
(OR 2.98)
・Antistreptolysin O (ASO)上昇(OR 2.17)
・C3低下(OR 3.13)
・American College
of Rheumatologyの基準に基づけば関節炎/関節痛は危険因子かもしれない(OR 1.41)
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